タントのデメリットを徹底解説!後悔しないための欠点と弱点まとめ

ダイハツ・タントの購入で後悔しないための欠点・弱点解説のアイキャッチ画像 悩み・疑問
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タントといえば「ミラクルオープンドア」が代名詞ですよね。

ピラーレスだからできる大開口のドアは乗降りもしやすく使い勝手もよいので子育て中の家族からも大変人気がある軽自動車ですが、実はタントのデメリットをしっかり理解せずに購入して、あとでタントの後悔をしてしまう方も少なくありません。

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特にタントカスタムの不満や、新型タントの残念なポイントなどは、カタログを見ているだけではなかなか気づきにくいものです。

実際に乗ってみたら意外と運転しにくいと感じる場面もあるので、購入前にはメリットとデメリットの両面を知っておくことが大切だといえるでしょう。

この記事では、私が調べたデータやユーザーのリアルな声をベースに、納得して車選びができるような情報をお届けします。

この記事でわかること
  • ミラクルオープンドアがもたらす構造的な弱点と使い勝手の真実
  • 自然吸気エンジンや乗り心地の硬さなど走行面での気になる欠点
  • N-BOXやスペーシアと比較して分かった装備や質感の差
  • リセールバリューやメンテナンス時に注意すべき経済的なポイント

構造から探るタントのデメリットと購入時の注意点

タントの最大の特徴であるピラーレス構造は非常に便利ですが、その特殊な設計ゆえに、自動車としての基本性能にいくつかのトレードオフが生じています。

ここでは、毎日使うからこそ気になる構造面の注意点を詳しく見ていきましょう。

独自構造ゆえのタントのメリットやデメリットを徹底解説

タントを語る上で絶対に外せないのが、助手席側のセンターピラーをドアに内蔵した「ミラクルオープンドア」ですよね。この設計、確かに小さなお子さんがいる家庭や、大きな荷物を横から載せたい時にはこれ以上ないほど便利なメリットになります。

しかし、私のような車好きの視点から見ると、この魔法のような構造には無視できないデメリットが隠されています。

まず、ボディの左右で構造が全く異なる「非対称設計」であるという点です。柱がない助手席側の強度を確保するために、ダイハツはドア内部に高張力鋼板の巨大な補強材を詰め込んでいます。

その結果、助手席側のドアは運転席側に比べて相当な重量増となっており、これがボディ全体の剛性バランスに微妙な影響を与えています。

タントのピラーレス構造による左側ドアの重さときしみ音のリスク解説

新車のうちは気になりませんが、5万キロ、10万キロと走り込んでいくうちに、段差を乗り越える際の「キシキシ」というボディの歪み音が左側から聞こえやすくなる傾向があります。これは、左右の捻じれに対する耐性が均一ではないためです。

構造的な弱点のまとめ

  • 左側のドアが重く、坂道での開閉や子供の操作が大変な場合がある
  • ボディの左右非対称性が、長期間の使用による経年劣化(異音)を招きやすい
  • 衝突安全は確保されているが、事故時の修理費用が高額になりやすい

また、この構造は走行性能にも影を落とします。ミラクルオープンドアを支えるために足回りを少し硬めに設定せざるを得ず、それが路面からの突き上げ感に繋がっているんです。

便利さと引き換えに、車としての理想的なバランスを少しだけ妥協している部分は、購入前に知っておくべき現実かなと思います。

助手席ベルトが首に当たる?新型タントの残念なポイント

タントを試乗する際、ぜひ運転席だけでなく「助手席」にも座ってみてください。そこで感じるかもしれないのが、新型タントの残念なポイントとして有名なシートベルトの干渉問題です。

タントの助手席側にはBピラー(中央の柱)がないため、シートベルトは車体からではなく、シートの肩口から直接引き出す「シート内蔵式」になっています。

これが曲者で、ベルトの起点が通常の車よりも低い位置に固定されているため、身長が170cm前後の成人男性や、座高が高い方が座ると、ベルトが肩ではなく首の横に強く当たってしまうんです。

「30分も乗っていると首が擦れて痛い」「常に圧迫感がある」という不満の声は、オーナーさんの口コミでもかなり目立ちます。特に夏場にTシャツ一枚で乗るようなシーンでは、この不快感はかなりのストレスになります。

さらに、この内蔵式ベルトはメカニズムが複雑なため、経年劣化でベルトの「巻き取り」が弱くなりやすいという欠点もあります。ベルトがだらんと伸びたままになり、降車時に重いスライドドアでベルトを挟み込んで傷つけてしまうトラブルも散見されます。

タントのシート内蔵式シートベルトが首に擦れる原因とトラブルのまとめ

もし社外品のシートカバーを付けたいと考えているなら、この特殊な形状のせいで適合する製品が限られたり、装着が非常に難しかったりする点も覚悟しておかなければなりません。

細かいことですが、毎日使う家族にとっては致命的な「後悔」に繋がりかねない部分ですね。

視界や挙動の違和感でタントは運転しにくいと感じる理由

「軽自動車だから誰でも運転しやすい」と思われがちですが、タントは少し特殊です。

まず、運転席に座って驚くのが、ダッシュボードの奥、フロントガラスの間近に設置されたデジタルメーターです。ステアリングの上から見る「アウトホイールメーター」という方式ですが、これが人によっては「タントは運転しにくい」と感じさせる要因になります。

焦点が遠くに設定されているため視線移動は少なくて済むのですが、スピードの変化を直感的に掴みにくいというアナログ派の声も多いです。

また、タントのようなスーパーハイトワゴンは、物理的に「背が高い(高重心)」という宿命を背負っています。街乗りでは視界が広くて快適ですが、高速道路に出た途端、その弱点が顔を出します。

タントのデジタルメーターの視認性、横風の影響、ブレーキの制動感についてのまとめ

特に横風に対する弱さは顕著で、大型トラックに追い越された際や橋の上では、車体がフワッと持っていかれるような恐怖感を抱くことがあります。これを抑えるためにステアリングを常に微調整する必要があり、長距離ドライブでは予想以上に肩が凝ります。

運転操作で気をつけるべき挙動

さらに、ブレーキのフィーリングにも独特の癖があります。一部では車両重量が重いため、踏み始めの制動力が少し甘く感じられることがあり、特に大人4人で乗っている時は「止まらない!」と焦る場面もあるようです。

カチッとしたブレーキタッチを好む人にとっては、この「ぬるっ」とした制動感覚が不安要素になるかもしれません。

運転のしやすさを最優先するなら、背が低くて重心の安定しているミラ イースのような車種と比較してみるのも一つの手です。

私は今、ミラ イースをメインに乗っていますが、風に煽られない安心感はやはり代えがたいものがありますね。

坂道や高速でパワー不足?新型タントでの後悔を防ぐ知識

「燃費がいいから」「価格が安いから」という理由で自然吸気(NA)モデルのタントを選ぶと、新型タントでの後悔を味わう可能性が極めて高いです。

数値で見ると分かりやすいのですが、タントのNAモデルの出力は38kW(52馬力)。対して、車両重量は約900kgもあります。

ここに大人2人と子供2人が乗れば、総重量は1トンを軽く超えます。1トン以上の物体を52馬力で動かすのは、人間で言えば重いリュックを背負って全力疾走するようなものです。

タントのターボなしモデルの馬力とパワー不足を感じるシーンの解説
エンジン仕様最大トルク登坂路・高速道路での印象
NA (自然吸気)60N・mエンジン音が唸るだけで加速が追いつかない
ターボ100N・m1.0Lクラスの普通車に近い余裕がある

特に高速道路の合流車線で、前の車に付いていこうとアクセルを床まで踏み込んでも、エンジンが「ギャーーーン!」と唸るばかりで速度がなかなか上がらない時の虚しさは相当なものです。

D-CVTという新しい変速機のおかげで以前よりはマシになりましたが、それでもNAエンジンの限界は低いです。「家族で遠出をする」「坂道の多い地域に住んでいる」という条件なら、私はターボモデルをおすすめします。

ターボ付きならアクセルを軽く踏むだけでスッと加速するため、結果的にエンジン回転数が抑えられ、車内も静かで快適に保てます。数万円から十数万円の価格差でこのストレスから解放されるなら、安い投資だと思いませんか?

装備の差でタントの後悔を避けるためのグレード選び

タントの価格表を見ると、一番下の「Lグレード」がとても魅力的に見えますよね。でも、安さだけで選ぶと、納車後に「えっ、これも付いてないの?」という事態になり、タントの後悔に直結します。

軽自動車のコストカットは非常にシビアで、下のグレードでは運転の快適性に直結する機能がバッサリ削られているからです。

例えば、運転席の「シートリフター」や「チルトステアリング」です。これらは座面の高さやハンドルの角度を調整する機能ですが、Lグレードだと非採用になっているケースが多いです。

小柄な女性や背の高い男性が自分にぴったりの運転姿勢を作れないというのは、安全運転の上でも大きなマイナスです。

タントのLグレードで省かれている座席調整機能や予約ロック、電動ドアの注意点

また、タントの売りであるロングスライドシート機能も、グレードによっては制限があったり、操作レバーが使いにくい位置にあったりします。

さらに、USBソケットの数や、夜間の視認性を左右するLEDヘッドライトの有無なども、後から付けようとすると高額な費用がかかります。

後悔しないためのチェックリスト

  • 運転席の高さ調整(シートリフター)は付いているか?
  • 電動スライドドアは両側か、片側だけか?(子供の乗り降りに影響)
  • 「予約ロック機能」があるか?(ドアが閉まりきるのを待たずに施錠できる便利機能)

特に「予約ロック機能」は、雨の日などに子供を抱えて急いでいる時、絶大な威力を発揮します。

これがないグレードを選んで、ドアがゆっくり閉まるのを雨の中で待ち続けるのは、想像以上に辛いものです。目先の数万円をケチって、数年間の利便性を捨てるのはもったいないかなと思います。

タントのデメリットを比較して最適な一台を選ぶコツ

タント単体で見ると魅力的に思えても、ライバル車と横並びで比較すると、ダイハツが苦手としている部分や、他社が圧倒的に優れているポイントが浮き彫りになります。

ここからは、より客観的な視点でタントの立ち位置を整理していきましょう。

豪華仕様でも感じるタントカスタムへの不満と内装の質感

派手なメッキグリルと鋭いライトが特徴のタントカスタム。所有欲を満たしてくれるデザインですが、実際に購入したオーナーから聞かれるタントカスタムへの不満で意外と多いのが、内装の「質感」です。

乗り出し200万円を超える高級軽自動車として期待して乗り込むと、インパネ周りやドアトリムに使われているプラスチックの質感が、どこか「商用車っぽさ」を残していると感じる場面があるんです。

タントカスタムのプラスチック感のある内装と走行音による静粛性の低下解説

比較対象として必ず名前が挙がるホンダ・N-BOXは、内装にファブリック素材を巧みに使ったり、光沢のあるピアノブラック塗装を多用したりして、「普通車からの乗り換えでも違和感がない」レベルの高級感を演出しています。

一方のタントカスタムは、デザインは攻めていますが、触れた時の感触や樹脂パーツの合わせ目の精度などで、少しコストダウンの影が見え隠れします。

また、スピーカーの音質についても不満が出やすく、デッドニング(防音処理)が不十分なため、高速走行中はロードノイズに音が負けてしまい、音楽やラジオの話し声が聞き取りにくいという指摘も多いです。

「高級感を求めてカスタムを買ったのに、中身は普通の軽自動車だった」というギャップを感じたくないなら、実車を触り倒して納得してから契約するのが正解ですね。

高額な買い物でタントカスタムの後悔をしないための比較

タントカスタムのターボモデルに、メーカーオプションのナビや安全装備、さらにディーラーオプションのコーティングなどを追加していくと、総額は250万円を軽く突破します。

ここで一度冷静になって考えてほしいのが、タントカスタムの後悔を防ぐための「普通車との比較」です。250万円という予算があれば、1.0L~1.5Lクラスのコンパクトカーが余裕で買えてしまいます。

タントカスタムの価格で買えるヤリスやフィット等の普通車との性能・税金比較

例えば、トヨタのヤリスやホンダのフィットなどは、走行性能、燃費、衝突安全性、そして何より静粛性において、軽自動車であるタントを圧倒しています。

軽自動車は税金が安い(年間約1万円)という強みがありますが、車両価格で250万円も払ってしまうと、その税金の差額を回収するのに15年以上かかる計算になります。

「本当にこの広さ(高さ)が必要なのか?」と自問自答してみてください。もし、年に数回しか大きな荷物を載せない、あるいはミラクルオープンドアを毎日使い倒すわけではないなら、より快適に走れるコンパクトカーを選んだほうが、長期的には幸せになれる可能性が高いです。

見栄えの良さに惑わされず、車に求める本質的な価値を見極めることが、大きな買い物での失敗を防ぐコツです。

中古車選びの罠とは?タントのおすすめの年式とリコール

中古車市場でもタントは超人気車種ですが、安易に古い年式に飛びつくのは危険です。タントのおすすめの年式としては、やはり2019年7月以降の現行モデルです。

これ以前のモデル(LA600系)も人気ですが、現行モデルは「DNGA」という新しい設計思想で作られており、乗り心地や静粛性が格段に向上しています。古いモデルは足回りがバタつきやすく、今の基準で見ると少し古臭さを感じてしまうかもしれません。

そして、中古車選びで最も注意すべきなのが「燃料ポンプのリコール問題」です。ダイハツは、デンソー製の燃料ポンプの不具合により、走行中に突然エンストする恐れがあるとして、タントを含む多くの車種で大規模なリコールを届け出ています。

対象台数は100万台近くにのぼり、中古車として流通している個体の中には、まだ対策修理を受けていないものが混ざっている可能性があります。

リコール情報の重要性

中古車を購入する際は、必ず車検証の車体番号を控え、ダイハツの公式サイトでリコール実施済みかを確認してください。

もし未実施なら、納車前に必ず修理を完了させるよう販売店に強く要望しましょう。家族の命を乗せる車ですから、ここは絶対に妥協してはいけないポイントです。(参照:ダイハツ工業株式会社 『リコール等情報』

また、KF型エンジンはオイル管理に敏感な特性があります。メンテナンスノートを見て、3,000km~5,000kmごとにきっちりオイル交換がされている車両を選ぶことも、長く乗り続けるための重要なコツになります。

タント中古車の推奨年式(2019年7月以降)と燃料ポンプのリコール確認ガイド

N―BOXやスペーシアとの機能差に見る技術的な課題

ライバルとの比較で浮き彫りになるタントのデメリットとして、運転支援システムの「細かな制御の甘さ」が挙げられます。

例えば、先行車に付いていくアダプティブクルーズコントロール(ACC)。タントも全車速追従機能を謳っていますが、実は「停車保持機能」に2秒という制限があります。

渋滞で前の車が止まった際、自車も停止しますが、わずか2秒後に電子音が鳴ってブレーキが解除されてしまうんです。つまり、ドライバーが慌ててブレーキを踏み直さなければなりません。

これに対し、最新のN-BOXやスズキ・スペーシアは、電動パーキングブレーキを駆使して「完全停止保持」が可能です。渋滞中も足を休めていられる他社に対し、タントは常に緊張を強いられることになります。

また、信号待ちで便利な「オートブレーキホールド」も、タントはエンジンを切るたびに設定がリセットされるため、毎回スイッチを押し直す手間がかかります。

スペーシアには「メモリー機能」があり、一度ONにすればずっとそのままです。こうした「カタログのスペック表には現れない、数秒・数手間の差」が、毎日運転する中での大きな不満へと育っていくんですね。

後席の快適性についても、スペーシアの「マルチユースフラップ(オットマン機能)」のような革新的な装備がタントには不足しており、一歩遅れている印象は否めません。

ライフスタイルに合うタントのデメリットの最終判断

欠点を理解した上でタントを納得して選ぶための最終試乗のすすめ

ここまで、あえて厳しい視点でタントのデメリットを挙げてきましたが、決して「タントが悪い車だ」と言いたいわけではありません。

タントのデメリットを正しく理解した上で、「それでもこの広さとドアが必要なんだ!」と思える人にとっては、これ以上ない相棒になります。

例えば、狭い駐車場でベビーカーを横からそのまま載せたいパパ・ママにとって、ピラーレスの広大な口は、シートベルトの干渉や燃費の悪さを補って余りあるメリットになるはずです。

逆に、「一人で乗ることが多い」「高速道路での移動がメイン」「内装の高級感を重視したい」という方にとっては、タントを選ぶと「こんなはずじゃなかった」という後悔に繋がる可能性が高いです。

車選びに正解はありませんが、「自分の生活のどのシーンでこの車が活躍するのか」を具体的にイメージすることが、失敗しないための最大の防御策です。タントのデメリットを、あなたのライフスタイルが許容できるかどうか。この記事が、その最終判断を下すための材料になれば幸いです。

「タントの弱点を理解した上で、それでも『タントが欲しい!』と思ったあなたへ。 最後に、初期費用を抑えて新車に乗るか、審査の不安を解消して確実に手に入れるか。20年プロが教える『後悔しない買い方の最終結論』を、こちらのガイドで確認してからハンコを押してくださいね。」 ➡ [【保存版】新車リースvs自社ローン!あなたに最適なのはどっち?]

※記事内で紹介している燃費数値やリコール、装備仕様などの情報は執筆時点(2026年)の一般的な目安に基づいています。個別の車両状態やモデルチェンジにより内容は異なるため、正確な情報は必ずダイハツ公式サイトやディーラーでご確認ください。

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